
カウンセリングの理論やスキルには
こころの動きや行動を読み解き活用する
ヒントがたくさん盛り込まれています。
それなのに、
その理論や技術が
専門家だけが使うものであるなんてもったいない。
カウンセリングの理論やスキルを
非日常で活用するものではなく、
毎日の生活の中で使えるものにしたい。
その思いのもとに
毎日の生活に使って活かせるカウンセリングとして体系化したのが
マスタリーカウンセリングです。
目次
特徴1 人との関係に強い理論とスキル
マスタリーカウンセリングは、
人との関係の中で生じる悩み・問題・困りごとの解消と
より良い関係を構築する理論とスキルで構成されています。
人との関係と言って想像するのは
他者(友人、家族、子ども、親、兄弟、姉妹、ご近所さん、上司、部下、同僚など)
との関係だと思います。
でも、人との関係はそれだけではありません。
自分自身との関係も人との関係です。
・やめたい行動がやめられない
・変えたい習慣をかえられない、
・なぜか自己否定してしまう
・喪失感、不安感に押しつぶされそう
・目標が持てない、やる気が出ない
もし、こんな自分とどう付き合っていけばいいのかと疑問がわいてきたとしたら、
それが自分との関係の中で生じる悩み・問題・困りごと。
相手が他者でも自分でも、
人との関係で生じる悩み・問題・困りごとは
- 原因を特定しづらい
- 特定できたとしても原因を取り除くのが難しい
- 取り除けたとしても原因を取り除いただけでは解決にならないことが多い
こういった特徴があります。
だからこそ、
原因を取り除くのではなく素敵な明日を目指していく。
このスタイルで悩み・問題・困りごとを解消し、
よりよい関係を構築していきます。
ちなみに
一般的なカウンセリングは、
- 心理学をベースとしています。
- 不快の原因を探り原因を取り除くことで、不快でない状態を目指します。
マスタリーカウンセリングは、
- 行動科学をベースとしています。
- 「気づき・考え・行動する」このサイクルを回すことを促し、よりよい状態を目指します。
行動科学とは、
人の行動は何によって決められるのかを科学的に研究し、行動の予測や制御に役立てようとする学問です。
特徴2 対象者を選ばない理論とスキル
一般的なカウンセリングやコーチングでは
その判断は
- 人の評価を気にしているのか(基準が自分以外のところにある)
- 自分の気持ちに正直であるか(基準が自分の中にある)
という判断基準を大切に扱います。
だから、助けを借りながらでも
判断基準を振り返れることが絶対的に必要になります。
そうなると必然的に、
自分の考えや行動を客観的に振り返ることができる人が
カウンセリングやコーチングの対象者となります。
でも、実際の生活の中には、
自分を客観視するのが苦手な人や、
自分を客観的に見る能力が育っていない子どももいます。
だからこそ、実際の生活の中で使えるようにするために
マスタリーカウンセリングが大事にする
判断基準は「自分の幸せ」です。
どんな幸せを目指しているのかわからなくても
「それをすると自分の幸せから遠のいてしまいそう」
これは、なんとなくでもわかるものです。
だから、
「それをすることで自分の幸せに近づいていけそうか」
これが物事の判断基準になっているかを大事にしています。
特徴3 毎日の生活に使って活かせる理論とスキル
毎日の生活に使って活かすことを想定して体系化されているので、
- 専門的な知識がなくても学びやすく理解できる
- 学んだらすぐに使って試すことができる
だから、
すぐに毎日の生活で使って活かせるようになります。